変態猿の恋愛学


どうもSTRAIGHT AHEADのタクです。昔SUNSETにいたころに書い
てたコラムがあって、それを2回分一気に掲載しちゃいます。
そのあとは誰も読むやつはいないということで、俺の妄想ワールドが始まることでしょう。

第一話 「TO YOU」について

TO YOUって実話に基づいたもので、その解説でもしようかなと思います。
って今その曲やってないじゃんって話もあるが・・・じゃー早速日本語から。
 
久しぶり
元気にしてた?
君が元気にやってることを僕は願ってる
僕はもちろん調子いいよ
最近よく思い出すんだ
君のことそして君と僕が一緒にいた日々を
君は知らないだろ?僕が君といてかつてないほど幸せだったことを
君は知らないだろ?僕が君と一緒にいれなくて辛かったことを
君の行動には惑わされたよ
僕の何が悪かったんだい?
君は僕に何を求めていたんだい?
いまだに君の言ってたことはわからないよ
その時は君のこと恨んだりしたさ
でも今は大切な思い出
そして君に会いたいよ
でもこの気持ちは君を好きだからじゃない
ただあんな別れ方を後悔してるんだ
もしできるなら君に言いたい
「ありがとう そして さよなら」

彼女とは高3の11月の終わりに付き合い始めました。塾で知り合い、
お互いに受験頑張ろうみみたいな感じの友達か発展して・・・って感じですね。
それでまあ年内は調子良かったんだけど、年明けから彼女が俺を避けるので、
そのことを聞くと「受験と彼氏を両立できない」とのことで、
「タクのことを今は0(ゼロ)に見ようと思ってる、辛いけど受験が大切」だそうで
最後に彼女は「受験が終わったら元に戻るから信じてて」と言いそれからは、
塾で会っても挨拶だけとか、彼女が男友達と楽しそうに話しているのを横目で見ながら勉強したりと、
辛かったけど彼女の言ってることは良くわかったので、彼女を信じて頑張っていました。
そんななか俺より受験日程が早かった彼女は浪人決定となりました。
もちろんそれは本人から聞いたわけではありません。
そして俺も練習校も終わり本命3日前という時に彼女に浪人を理由にふられました。
彼女は俺がこれから本命があるのを知りながら・・
マジまいりました。受験放棄も考えました。いやマジでさ・・
でもそこはなんとか乗り越え無事合格することができたのですが、
やはり彼女のとった行動はありえない、もう少しあと1週間待ってくれればいいのにと思い、
連絡をして話したところ、まずその連絡をしたことで彼女はキレだし、
しまいには「そんなのタクの自分勝手だよ」と言われ俺はキレました。生まれて初めて女の子に。
勝手という言葉を口にする権利は彼女には絶対ない!!勝手はお前だろ!!ッて感じでね。
別に俺は彼女が俺に愛情が無くなったことに対して怒っているわけではなかったのです。
何であの時に・・・っていうのが1番腹たっていました。
結局彼女の言い分は理解できず、というか毎回言うことが違い、こいつと争っていても
何も生まれないと思い、俺もキレルだけキレて電話を切りTHE ENDという感じです。
そしてTO YOUが1年後位いにできたと。今の心境も混ぜながら。

ッてな感じですかね!?結局長くなってしまった。ごめんなさい。



第二話 3分

どっかの誰かからあのネタ書いてよという依頼があり(オマエだよ!ドラム叩いてるやつ!!)
今回は初々しい高校1年の時のお話です。
SAの曲でNothing meaniglessって曲があるんだけど内容は「世の中に意味の無いことは無い」って感じで、
そういう考え方を教えてくれたのが、今回主役の・・・ウーン名前は言いたくないね。
だってかぶるんだもん。誰かさんと・・わかる人だけわかってください。(←なんて言ってた時期が懐かしい・・・)

本題に入ると、高校に入った俺はしばらく何事もなく、楽しく過ごしていました。
そんな中クラスメイトで(何かこの響きっていいよねーって思うのは俺だけ?)
仲の良かった奴のことを好きになってしまいました。
奴が俺のことをそういう対象として見ていないことは知ってたけど、
こんな性格の俺だから、そんなの気にもとめずまあ頑張っていました。

そう、俺は別に自分が好きになったら周りは気にしないタイプ。
でも最近気づいたんだけれどこれってすごく傲慢な愛の押し売りなのかな?
悩める少年です。

なんて話がそれたけど、もうこれ以上って感じになって告白することにしました。
放課後海に呼び出しました。海に来てくれた奴に最初に「時間ある?」って聞いたところ
「あんまりない」って言うからどれくらいかって聞いたら
ナナナント・・・
ウルトラマンもビックリ!カップラーメンできちゃうよって
感じで「
3分って答えでした。
マジありえねー!おじさん言葉を失ったもん。
結局ありきたりなことしか言えずあえなく玉砕と・・・

今となってはマジ笑い話。奴とも今も普通に仲良いし。
たまにライブも来てくれて毎度ありがとって感じです。
最後にこんな話題を提供してくれた君、トンありがとう。


ってなわけでこのコラムは昔書いたもので少しだけ替えたりしました。


第3話 「七色」

どうも久しぶりッス!!長い沈黙の期間を経て待望の(!?)第3話がやっとできました。
何故こんなにブランクができたかというと、「不思議体験アンビリーーバブル」の取材班からの
執拗な捜索から逃れるために、某W・M・Fのドラムの方と同じような僕の故郷に帰っていたのです。
何故捜索されるかは、一昔前のママチャリのHPを知っている人なら、わかることでしょう。
それとこの期間に新能力とも言える、「眼力」なるものも見つけました(正確には引き出されました)。
この新能力により、取材班も捕獲を断念したようです(めでたし、めでたし!!)。
新能力がなんたるかは、ライブにて体験してください。とりあえず、俺の面を黙って見てはいられないらしいです。

くだらない前振りはそろそろ終わりにして、本題に入ろうと思います。 今回のお話は今からさかのぼること4年前。
その頃から「獣神」などと呼ばれていた僕なのですが、 まだエモの片鱗ぐらいしか見せていない、
しかし決して爽やかではない高校二年生の夏でした。 今気づいた。俺って意外と夏になんかあったりなかったり・・・まあいいや。
僕は日歌会(にっかかいと読む。ちなみにマサキも一緒)という日本の歌を歌う会だか、 日本語の歌を歌う会だかよく知らないけど、
軽音部に所属していました。 僕らも2年になり後輩もできたわけですが、その中には信じられないことに女の子が2人もいました。
その一人が、今回の主人公である、通称「関六(かんむつと読む。関東学院六浦中学の出身)」なのです。 そのなりといえば、一言で言うなら、

「巨漢ギャル」です。

よく街中にいるじゃん。超デブなくせして、 スカート以上に短かったり、化粧がすごくて原形とどめてない奴とか。
彼女のいわいるその部類に入る子でした。 そんなこともあり、学校で会えば挨拶するぐらいの仲でした。
そんな感じで過ごしていたある日、放課後いつもつるんでる連中と、教室で話していました。 確かヤンキーゴトマンが、

「関六タクのこと好きらしいよ。ガッハッハ!!」

とか冗談言って盛り上がっていたところに、 マサキがよろけながらも(ちなみにマサキは笑えるぐらいの運動音痴)鬼のダッシュで、
そして何かをこらえている様子で 教室に飛び込んできました。そして開口一番、

「タ、タクゥ〜!!か、関六がタクのこと呼んでるらしいよ〜!!」

その瞬間教室は爆笑の渦につつまれました。すごいタイミングでした。 俺もマジで笑いました。冷や汗かきながら。
校舎の下で待ってるとかいう話なので、行かないわけにもいかず、重い足取りで向かいうと、
一年生の日歌会の連中がニヤニヤしながら、溜まっていてその中に関六もいました。 とりあえず、人の少ない校舎の陰に行き沈黙の中、
後ろで足音がするので、 振り返るとマサキとゴトマンが、僕の背中にある女子トイレの窓から覗いていました。
そしてまたしばらく無音の時が流れ、彼女は切り出しました。 まあ内容は普通に付き合ってほしいとのことでした。
最初から答えはわかっている僕でしたが、やっぱり彼女が欲しく、もしかしたらカワイイかもとか 冷静に考えたらありえない思考をしてしまい、
一度彼女の顔を見てみようと顔を上げると、

そこには目元が七色の生物がいました。

恐かったです。 僕はいまだかつてあのような生物を見たことがありません(これを読んでる人は僕を見てそう思うかもしれませんが)
もはや人類を超越したその生物を見た瞬間、僕の「もしかしたらカワイイも」という思考が 間違っていたことに気がつきました。
いや気がついてよかったと思います。 今回のことで僕が学んだのは、人間テンパると誤った思考をするということです。
自分が弱っている時などに、普段なんとも思っていない異性に助けてもらったりすると、 一時的に相手を好きだと思ってしまう、アレと同じです。
だから、いっぱいいっぱいの時は何もしないほうがよいということです。

でも上述の弱ってる時に・・・というのをきっかけに、本当に好きになってしまうこともあります。 それはそれでありです。
ってかいいじゃんそれで。好きになるきっかけなんてなんでもいいし。 ミスチルの歌でありました。
「大切なものはいつでも目の前に転がっている」って。 転がっているという表現が気になりますが、確かにそんなこともあるでしょう。
むしろ僕はそういうことが多いです。個人的には。 何かをきっかけに、その子が全然違って見えたりね。
ただそれに気づくのに時間がかかるってだけで。

ってな感じで今回のお話は終わります。皆さんお楽しみいただけたでしょうか?? 今回はいつになく大作となりました。

 

さーて来週のサザエさんは・・・1.タク、ジミヘン子孫説

               2.タク「眼力」でTVデビュー

               3.野球チーム「ウルティメッツ」結成 お楽しみに!!